記事: 最近のこと。
最近のこと。
最近、ちょっと楽しみなことができました。
松井秀喜さんが巨人の監督になるというニュース。
昔は巨人ファンだったのですが、気づけば30年くらい、ほとんどプロ野球を見なくなっていました。
別に巨人が嫌いになったわけでも、野球に興味がなくなったわけでもなく、なんとなく見なくなっていたという感じです。
WBCなんかは見ていましたが、普段のプロ野球からはすっかり遠ざかっていました。
でも、松井さんが監督になるなら、久しぶりに巨人を応援してみようかなと。
まさか30年ぶりに巨人ファンに戻るとは思っていませんでしたが、来シーズンが少し楽しみになりました。
話は変わりますが、先週、久しぶりに髪をバッサリ切りました。
それまでは、ほぼ毎日のように帽子を被っていたのですが、せっかく髪を切ったので、最近はちゃんとセットしようと頑張ってます。
今まで帽子に頼りすぎていたせいか、朝、鏡の前で髪をセットするのが妙に新鮮です。
とはいえ、これがいつまで続くのかは分かりません。笑
髪を切った直後って、何となくちゃんとしようと思うんですよね。
そんなことを考えながら、最近は帽子を被ったり、被らなかったりしています。
でも、やっぱり帽子は便利です。
朝、髪をセットする時間がないときにも助かるし、何となく物足りないスタイリングに加えるだけで、全体の雰囲気が変わったりする。
もちろん、単純に帽子を被ったときのスタイルが好きというのもあります。
結局、髪を切ったところで帽子を被る日はなくならず、改めて自分にとって欠かせないものなんだなと感じています。
そんな帽子ですが、実は以前から特別に興味があったわけではありません。
仕事柄、これまで色々な帽子を見てきましたし、普段から被ってもいました。でも、服や生地に対する興味と比べると、帽子そのものを深く知りたいと思うことは、あまりなかったように思います。
そんな中で出会ったのが、caudaでした。
初めて見たときの印象は、単純に格好いいな、というもの。
形はもちろんですが、それ以上に惹かれたのが、帽子全体から感じる独特の雰囲気でした。
新品の状態でも十分に格好いいのですが、これを何年も被り倒したら、もっといい雰囲気になるんだろうなと。
個人的には、買ったときが一番格好いいものより、使っていくうちに少しずつ馴染んで、自分のものになっていくようなものが好きです。
caudaの帽子には、そんな楽しみがあるように感じました。

そして、もう一つ好きなのが、生地の選び方です。
デッドストックの生地を使っていたり、普通なら帽子に使うことがないんじゃないかな?っていう高級素材を選んでいたり。
帽子という比較的小さなアイテムだからこそ、生地の表情が全体の印象を大きく左右するのかもしれません。
同じような形でも、生地が変わるとまったく違う雰囲気になる。
その面白さを、caudaを通して改めて感じています。
しかも、そうして選ばれた生地を、一人でアトリエのミシンを踏みながら帽子に仕立てているというのも、僕が惹かれる理由の一つです。
素材を選ぶところから、実際に形にするところまで、一人の作り手の考えや感覚がつながっている。
そういうものには、何となく人の温かさを感じます。
そして何より、出来上がった帽子が格好いい。
結局はそこが一番大切なんですけどね。笑

そういえば、khróniosには、caudaの帽子を楽しみに来てくださる女性のお客様がいます。
とてもお洒落な方で、シーズンごとに自分の着たい服や色のイメージが、なんとなく決まっているそうです。
そして、そのシーズンの服装が見えてくると、最後にそれに合うcaudaの帽子を探しに来てくださる。
その話を聞いたとき、なんだかいいなと思いました。
服を選んで、色を考えて、最後に帽子を決める。
帽子が単なるアクセントではなく、そのシーズンのスタイリングを完成させる大切な一つになっている。
しかも、それを毎シーズン楽しんでいるというのが、また格好いい。
自分の好きなものや似合うものをよく分かっていて、それでも毎シーズン、ちゃんとお洒落を楽しんでいる。
そんなふうに服と付き合っている姿を見ると、こちらまで楽しくなります。

ちなみに、今、自分用に次のcaudaを買おうと思っているのですが、これがなかなか決まりません。
コンパクトベレーにするか、ボリュームベレーにするか。
生地も、今回入荷したLoro Pianaのもの、W.Billのもの、それともkhróniosで何度か追加している1950年代の生地のものにするか。
それぞれに違った良さがあって、なかなか決められずにいます。
店に並べるものを選ぶときもそうですが、自分が本当に欲しいと思えるものがいくつもあるのは、嬉しい悩みです。
まあ、こうして迷っている間にも、お客様のもとへ旅立ってしまうかもしれませんが。笑
しばらくは、もう少し悩んでみようと思います。
